クリスタルライニング工法は、防食性を有する無溶剤型エポキシ樹脂モルタルをコンクリート構造物に塗布し、止水(接着補強型止水工)、防食(塗布型ライニング工)、補強(補強ライニング工)、マンホールの耐震補強を行う、機械を使用しない人力施工による工法です。
それぞれ目的別に下地処理方法や積層過程に多少の違いはありますが、いずれも水中でも接着して硬化する性質を持っているクリスタルライニング材を使用する工法です。
接着補強型止水工は、浸入水部分のクラックやジョイント部に沿ってVカットし、特殊水性エポキシ樹脂を混入した急結セメントで止水した表面にクリスタルライニング材を塗布し、ガラスクロスを積層させて仕上げ、強接着ライニング層を設ける工法です。
(建設技術審査証明の認可) | (建設技術審査証明の認可) |
(ガラスクロス・炭素繊維) | (下水道施設の耐震対策指針と解説2014年版に準拠) |